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人体の変化システム

こんにちは。チーフトレーナーの大橋です。 さて、前回お伝えしたように、なぜ運動が健康に良いかという事を書いていきたいと思うのですが、人体が変化する為のシステムの説明をしたいと思います。 このシステムを知っておく事が大事なので。 人体にはホルミシスというシステムがあります。 このホルミシスは1888年にドイツの科学者が発見した現象で、すでの物質は少量であれば刺激し、適量であれば抑制し、多量であれば殺傷する。 という現象を発見しました。 つまり、生き物にとって本来有害な物でも、少量であれば良い効果をもたらす事もあるという事です。 有害と書くとなんだか怖い感じがしますが、言い換えれば少量の刺激は身体に良いという事になります。 もちろん、刺激だけで良いというわけではありません。回復が必要です。 しかしこの回復システムは、刺激がないと作動しません。刺激をうけて身体が炎症する事で回復システムのスイッチが入り、ダメージ修復の過程で人体が強化されて若返ります。 何もしていなくて勝手に回復システムが働く事はありません。 刺激を与える事で回復する。これがホルミシスというシステムです。 このホルミシスというシステムが働く事により、細胞レベルで人体を良くしようという変化が起こり、脳や精神にも非常にポジティブな変化が起こります。 ホルミシスは生まれつき持っている心身の強化、若返りのシステムであり、刺激と回復がホルミシスのスイッチです。 このシステムを日常的に簡単に誰でも使いこなさせれば良いのですが、残念ながらなかなかそうはいきません。普段は休止しており、スイッチも簡単に入りません。 素晴らしい機能なのになぜ?? 次回に続きたいと思います・・・。



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