本当だったら… こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。今日も蒸し暑いですね。早く梅雨が明けて欲しいですね〜。 皆さん知っていましたか?新型コロナのことが無ければ、本当は明日から東京オリンピックが始まるはずだった事!?僕は、うちの奥さんがチケットを抽選で当てていたので、見に行ける事を楽しみにしていました。今の状況では、来年も開催できるかはまだ分かりませんが、1日も早くワクチンが出来て、終息する事を心から願うばかりです。。。 そこで今日は、オリンピックの五輪マークについて少し書いて見たいと思います。実はちょっと前にも書いていて、話が重複することもあるかと思いますが、タイミング的にどうしても書きたかったので、あしからず…。 五輪マークは5つの輪が重なり合って構成されていますが、輪が5つである理由は、『世界5大陸』を意味しているからだといわれています。世界五大陸とは『ヨーロッパ大陸』『アメリカ大陸』『アフリカ大陸』『アジア大陸』『オセアニア大陸』の5つのことです。五輪マークは、5つの輪が上に3つ、下に2つという配置になっていますが、これはWORLDの頭文字であるWのかたちになるよう配置されたもので、輪が重なり合っているのは、『世界5大陸平和への発展の願い』が込められているそうです。クーベルタン男爵の考案です。 そして、五輪マークには『青』『黄』『黒』『緑』『赤』の5色が使われています。それぞれの大陸に色が割り当てられているという説もあるようですが、IOCによるとどの大陸がどの色ということは無いとのことです。色がどうして青・黄・黒・緑・赤の5色なのかについては『5つの自然現象を意味している』『スポーツの5大鉄則を意味している』とする説があります。5つの自然現象とは『水・砂・土・木・火』のことで、青=水・黄=砂・黒=土・緑=木・赤=火と表されます。そして、スポーツの5大鉄則は『水分・体力・技術・情熱・栄養』のことで、青=水分・黄=技術・黒=体力・緑=栄養・赤=情熱となります。これらの説に加え、オリンピックマークに使われている色に関しては、下地の色である白を加えて計6色で、世界の国旗のほとんどを描くことができることから選ばれたという説もあります。 話は変わりますが、他にもこの世のすべてのものが、5種類の元素、火(赤)・水(青)・木(緑)・金(黄)・土(黒)からなるという説も古代からあるようです。ちなみに1週間が7日なのは、5元素プラス、月(陰)と太陽=日(陽)を合わせたものです。陰陽と五行(=5元素)によってこの世のものは創造されているという陰陽五行説という考えによるものです。 最後に、日本ではオリンピックを『五輪』と書いたりしますが、それは読売新聞の川本信正記者が宮本武蔵の『五輪書』から引用したことがはじまりだそうです。この五輪書の五輪は密教の五輪から由来し、 『地』『水』『火』『風』『空』の五巻に分かれます。
こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。今日も蒸し暑いですね。早く梅雨が明けて欲しいですね〜。 皆さん知っていましたか?新型コロナのことが無ければ、本当は明日から東京オリンピックが始まるはずだった事!?僕は、うちの奥さんがチケットを抽選で当てていたので、見に行ける事を楽しみにしていました。今の状況では、来年も開催できるかはまだ分かりませんが、1日も早くワクチンが出来て、終息する事を心から願うばかりです。。。 そこで今日は、オリンピックの五輪マークについて少し書いて見たいと思います。実はちょっと前にも書いていて、話が重複することもあるかと思いますが、タイミング的にどうしても書きたかったので、あしからず…。 五輪マークは5つの輪が重なり合って構成されていますが、輪が5つである理由は、『世界5大陸』を意味しているからだといわれています。世界五大陸とは『ヨーロッパ大陸』『アメリカ大陸』『アフリカ大陸』『アジア大陸』『オセアニア大陸』の5つのことです。五輪マークは、5つの輪が上に3つ、下に2つという配置になっていますが、これはWORLDの頭文字であるWのかたちになるよう配置されたもので、輪が重なり合っているのは、『世界5大陸平和への発展の願い』が込められているそうです。クーベルタン男爵の考案です。 そして、五輪マークには『青』『黄』『黒』『緑』『赤』の5色が使われています。それぞれの大陸に色が割り当てられているという説もあるようですが、IOCによるとどの大陸がどの色ということは無いとのことです。色がどうして青・黄・黒・緑・赤の5色なのかについては『5つの自然現象を意味している』『スポーツの5大鉄則を意味している』とする説があります。5つの自然現象とは『水・砂・土・木・火』のことで、青=水・黄=砂・黒=土・緑=木・赤=火と表されます。そして、スポーツの5大鉄則は『水分・体力・技術・情熱・栄養』のことで、青=水分・黄=技術・黒=体力・緑=栄養・赤=情熱となります。これらの説に加え、オリンピックマークに使われている色に関しては、下地の色である白を加えて計6色で、世界の国旗のほとんどを描くことができることから選ばれたという説もあります。 話は変わりますが、他にもこの世のすべてのものが、5種類の元素、火(赤)・水(青)・木(緑)・金(黄)・土(黒)からなるという説も古代からあるようです。ちなみに1週間が7日なのは、5元素プラス、月(陰)と太陽=日(陽)を合わせたものです。陰陽と五行(=5元素)によってこの世のものは創造されているという陰陽五行説という考えによるものです。 最後に、日本ではオリンピックを『五輪』と書いたりしますが、それは読売新聞の川本信正記者が宮本武蔵の『五輪書』から引用したことがはじまりだそうです。この五輪書の五輪は密教の五輪から由来し、 『地』『水』『火』『風』『空』の五巻に分かれます。