腰痛|ツボ
ギックリ腰の正式名称を急性腰痛症といいます。欧米では『魔女の一撃』とも呼ばれているそうです。 原因は様々で、骨のゆがみ・腰の筋肉が弱い・過度なスポーツによる筋肉負荷などですが、いずれにせよ、腰に異常なストレスがかかり、耐えきれなくなると発症します。なので、ぎっくり腰は、若い人も運動習慣のある人もなる可能性があります。
ギックリ腰になってすぐは痛くても動けることができてしまうので、「大丈夫かな?」と思ってしがいがちですが、早めにちゃんと処置をしないと、痛みの原因である炎症物質がどんどん拡大していって、あとで後悔します。 もし、治療施設が近くになかったり、休業だった場合は、絶対安静にして患部を冷やしてください。
一般的には腰を痛めてから48時間は炎症物質が出続けるといわれています。この炎症物質は冷やすことである程度抑えられるので、ギックリ腰に限らず、急性疾患の初期段階は患部を冷やすことをオススメします。発症してから48時間を目安に、痛みが和らいできたら、一旦冷やすことをやめてもいいと思います。 ちなみに、炎症物質は冷やすと収まりますが、温めると逆に広がってしまうので、入浴は避けた方がいいでしょう。さっとシャワーを浴びる程度が無難です。