東洋医学ってどんなもの?
おはようございます。 トレーナーの伊藤 道生です。 昨年鍼灸師の資格を取得したのですが、その勉強をはじめた頃に漠然とした疑問がありました。 『東洋医学ってどんなもの?』 正直今も東洋医学とはこういうものですとズバッとお答えする事は出来ませんが、東洋医学の考え方が少し分かったとき、僕自身の身体のことや食事、生活習慣への考え方を改めて見直すキッカケになりました。 このブログを書く事で、誰かのそんなキッカケになれたら嬉しいです。 なにぶん針灸師になったばかりでたいした事は言えないと思いますが、温かい目で見守って頂ければと思います。 今日は最初なので、まず東洋医学を生み出した基本的な思想をいくつかご紹介したいと思います。 ① 気の思想 宇宙の生成から生命現象にいたるまで、全て「気」を根底において理解し解釈しようとする考え方 ② 陰陽論 あらゆる物事を陰陽の対立と統一と捉える考え方 ③ 五行説 あらゆる物事を木・火・土・金・水の5要素に還元し、それぞれの要素が関連・対立すると捉える考え方 ④ 天人合一思想 天(大宇宙)と人(小宇宙)が相似形の存在であり、互いに感応するという考え方 ⑤ 天地人三才思想 天の陽気と地の陰気が調和する事により、人の気が生成されるとする考え方 こういった考え方の一端は、結構身近にあったりします。 例えば気の思想ですが、普段何気なく口に出したりする言葉の中に「気」が含まれている事があります。 例) 気持ちがいい やる気がしない 気が滅入る 雰囲気のいいお店 気に障る など 人は知らず知らず「気」を感じて生きています。 他にも現代で当たり前に使われている事の中に色々あります。 そういった事も交えながらご紹介出来ればと思いますので、これからよろしくお願いします。