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ストレスの種類

こんにちは。チーフトレーナーの大橋です。

まだ5月ではありますが、雨続きのいやな天気ですね。

蒸し暑さも出てきてストレスを感じ、メンタル的な負荷がかかります。

ストレス、メンタル的な負荷というとマイナスなイメージがありますが、なんでもかんでもストレスが悪とは限りません。

以前のブログで心身を強化させるホルミシスシステムについて、そのスイッチは苦痛であると書きましたが、このストレス、メンタル負荷も苦痛の一種。

ホルミシスシステムのスイッチになります。

ホルミシスシステム的に言うと、メンタル負荷には2種類あり、老化するストレスと若返るストレスがあります。

どのように違うかと言うと、

老化するストレスは、人間関係や日々の生活の不安や不満などが頭の中で繰り返されるストレス。

若返るストレスは、何らかの目標に向かって努力している時に感じる精神的な緊張感。

老けるストレスは常に心にしつこくつきまとい、毎日繰り返される慢性的なストレスで、精神的なダメージが蓄積し、老化が進みます。

ある大学が10年かけて200人の男女を撮影した研究があるのですが、日常的に慢性的なストレスレベルが高い人は見た目が老けている傾向があり、特に悪影響が大きかったのは金銭的なストレスだったそうです。

ストレスが老化に繋がるメカニズムは複雑ですが、もっとも大きい要因としてはホルモンバランスの変化と言われています。

メンタル負荷が慢性的にかかり続けると、コルチゾールというホルモンの量が増えます。これがスイッチとなり、神経ペプチドの一種サブスタンスPが出てきます。

この物質は体内に炎症を起こす働きがあり、肌や臓器にダメージを与えます。その後全身の機能が低下してきて、様々な病的リスクに繋がります。

慢性的なストレス、悪質なメンタル負荷を日常の中から完全に排除していくのはなかなか難しい事だとは思いますが、出来る限りは排除していきたいですよね。

その為にも、もう一つの若返るストレス。

これは積極的に与えていきたい。どのような方法でどのような理屈なのか。

また次回にご説明致します。



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